刃物の町、関市にて
鎌倉時代から受け継がれる関鍛冶。
日本刀で有名ですが現在は海外向け包丁が売れ筋とのこと。
残念ながら木工道具のよいものには出会うことができませんでした。
一方でフェザーミュージアムでは様々な工夫が凝らされた展示方法に感心しました。
カペラから学生3名が来訪。スウェーデンから飛行機を使わない列車旅とのこと。最近注目されていますね。
こちらでは鉋のレッスンと工房説明をしましたが、日本人学生の通訳がスムーズで助かりました。
スウェーデンのリンショーピン大学カールマルムステン校の学生9名が工房を訪問しました。
なんと4月には珍しい雪の日となり、レンタカー運転を心配しましたが、無事工房に着きました。ランチは持ち寄りの食材でわいわい楽しくいただきました。
雪も小降りになった夕暮れまで日本の道具を試したり熱心に質問したりと、彼らの木工への興味の深さを感じました。
少しでも何かを学んでいってくれたらよいのですが。
友人の木工作家ペールが我が家を訪問。焼杉のアート作品を作っていることから、
次の日は岡山にある伝統的な焼杉製法の工場を見学に行きました。
2018年9月26日,10月6日の両日、
木工の勉強で留学したカペラガーデン美術学校およびリンショーピン大学のカールマルムステン校で講義を行いました。
スウェーデンストックホルムのKONSTHANTVERKARNAギャラリーで、作品展を実施しました。詳細はエキシビションに載せました。
9月19日のアーティストトークには、会場に入りきらないほど来ていただき、楽しいひと時を過ごしました。
ストックホルムにあるKONSTHANTVERKARNAギャラリーにて、愚者の楽園彫刻(27点)やスケッチ(10点)、レリーフ(5点)、ドローイング(5点)を展示しました。多くの方から日本とは異なる興味深い感想や反応を得られる機会になりました。
■日 時:2018年9月15日~10月3日
■場 所:KONSTHANTVERKARNA Sweden
■出品作品:
Sketch, drawing, relief, house sculpture.
■URL:https://konsthantverkarna.se/event/kenji-komatsu/
スウェーデンボーダフォシュは木象嵌の家具製作で有名な古い町でしたが、その一角の家々を改修してアート通りにするプロジェクトがあります。
今回そのWOOD ARTに招待されて、作品を展示しました。この展示会のメインポスターにも使われました。
11月16日から3日間、イギリスの家具工房「WabiSabi」から3名が、日本の道具について指導を受けに工房を訪問。非常に熱心でまじめでチャーミングな方々でした。
イギリスに戻ってからもなんどもお礼や近況報告があり、礼儀の正しさは昔の日本と共通していて、うれしい発見でした。