2024.12.31
NEWS
AJINOMI(味の実)シーズニングケース第2弾
2024年最後の投稿です。
BYHAND代表がシーズニングケースの発想をはじめたのは2018年。ろくろ部分や内部の木のネジ部分などさまざまな人に相談しながら試作を繰り返して、ようやく形になったのが2021年6月。初お披露目は2021年10月の八尾町の「坂の町アート」でした。新鮮な発想とデザイン、仕組のアイデアはとても評判がよかったのですが、細かく丁寧な仕事は手間がとてもかかる作品でした。そこでもう少しだけ作りやすくしたいという思いで新しく研究をはじめました。
↑ あるレストランでテーブルの上に置いた雰囲気をチェックしました。
今回、ろくろ部分を南木曾の「野原工芸」の野原康平さんに依頼し、ネジ部分は前回と同じ十米さんにお願いしました。野原康平さんの子息の一浩さん(現社長)は、代表が勤務していた大学の卒業生です。
2023年の3月、野原工芸に訪れたのが最初で、そのあと2024年11月まで7度にわたりお店や工場へ出向き、細かい部分までとことん試作を繰り返し続け、ようやく納得のできる形状が完成しました。康平さんのものづくりへの思いに尊敬と感謝をいたします。
塩や胡椒を出すときは、味をスタンプするように振り、形状が木の実のようなみずみずしさを連想させることから、銘を「AJINOMI(味の実)」とつけました。
撮影は野原一浩さん